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セカイを作る世界。


私を取り巻くセカイ。について。

なんてことない私=管理人を取り巻くセカイ。
リアルじゃない、私だけの世界ってなんだろう。

ねぇ、君たちにはありますか?

自分だけの、「私だけのセカイ」


では、どうでもいい、しかし私にとってはすごくタイセツな、

「私だけのセカイ」を作るための話をしましょう。





・・・・・・みたいヒトだけ、どーぞ。
灰色。



「自分のいろはなんですか。」

そう聞かれたときに、どこかから沸いて、ぽとり、と胸に落ちた言葉。



灰色、曖昧模糊とした、中途半端なイロ・・・

―――――そうか。


「灰色、です。」



セカイの始まりはそんな単純なことだった。








灰色なセカイだった。


セカイに、まだ灰色しかなかった頃。


そこにぽつん、と一人たたずむのは、青緑の綺麗な長い髪。

ふぅ、とため息を吐く。

男の子のようなきつい印象を与える顔がとても退屈そうに歪んでいた。


彼女の名は、深澤 仰。読みはふかざわ あおぎ といい、灰色のセカイの、はじめの住人だった。


スッと、椅子を引くような動作をすれば、どこからか本当に椅子が現れ、仰はそれに座った。


「・・・はぁ」


またため息。一人しかいない彼女は、本当に退屈だった。



彼女は、私にこのセカイ(電脳世界)に対する"私の意志を伝えるもうひとりの誰か"を必要としたことから始まった。


そうして彼女は、一人でいる。


私が見るものを伝えて、私の心を伝えて、私の代わりをしてくれる。


そんな、彼女。


しかし、彼女にも意思がある。


そのことに気がついたのは、もうずっと前だった。


ある日、彼女が私の前に連れてきた2人の長い髪の女の子達。

それが月夜と闇夜だった。


「主、拾った・・・」

仰は私にそういった。

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プロフィール

HN:
深沢 仰
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
小説かき・絵描き
自己紹介:
夢とポケモンをこよなく愛します。
幼稚だなんていわせません、かわいいものはかわいいんだッ

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